埼友草加病院

所在地 埼玉県草加市
建築主 医療法人 埼友会
構造

RC造一部S造 免震構造

規模 地上8階/延床面積13,000㎡
病床数 40床 透析数100床
竣工 2016年

埼友草加病院は埼玉県草加市で30年以上地域医療に貢献してきた透析診療に特化した病院であり、現在では関連施設も含めて地域の透析患者約1000人を受け持っている。既存病院施設の社会的老朽化により、市内の再開発街区に移転新築した。敷地は駅前というポテンシャルを十分に生かすよう、病院機能に加え、高齢者・近隣学生向けの賃貸集合住宅、認可保育園、クリニック、ドラッグストア等を併設するテナントビルを併設した複合施設として計画した。
東日本大震災の教訓を受け、大震災クラスの地震に見舞われても透析診療等を継続して行えるよう、建築構造を免震構造とし、透析診療に不可欠な水を継続供給できるよう市水に加え井水系統を設け、十分な電源供給が行える容量の発電機を計画した。